なんだかんだ、懲りない男

記者「本日はお忙しいところありがとうございます。」

お肉「いえいえ。よろしくお願いします。」

記者「早速ですが、今回、2回めのソログルに挑戦された訳ですけども、経緯などを簡単に。」

お肉「そうですね。まあ、前回のソログルは会社の先輩と行ったんですが、これが残念な結果になってしまったので、そのリベンジの意味も込めまして。と、言いながらメンバーは同じく会社の先輩なんですけども。」

記者「同じ方ですか？」

お肉「そうです。同一人物です。」

記者「なかなか思い切った決断ですね。」

お肉「そうですねｗ。実は、あれから暫くして先輩から連絡があり、キャンプでの事を反省している、と。その先輩から『リベンジさせてくれ！』と少し強めに誘われまして。まあ、断れなかった、って感じです。」

記者「そうなんですか。こちらの情報ですと、今回、もう一名の方が参加された、とありますが？」

お肉「はい。会社の後輩が新規参戦しました。先輩が強引に誘ったようですけど。」

記者「保険的な？」

お肉「まんま保険要因ですねｗ自分が酔ってしまったときの保険くんですｗ」

なんだかんだで、支那2

記者「では、そんなお三方のグルキャンについて詳しくお聞かせ願います。今回のキャンプ地は、例のキャンプ地ですか？」

お肉「そうです。湖岸緑地の志那2になります。寸前まで南三ツ谷と悩んだんですが、先輩は野球が好きで、南三ツ谷には野球グランドがあるんですね。もし、そこで少年野球でも始まったら何か良くないことが起こりそうな予感がしましたので、志那2に行かせていただきました。」

記者「良くないこと、とは？」

お肉「強めのうんちく、ですかね。『あの子のグリップの握りは、、』とか『あいつのスイングの時の下半身の、、』とかW　それならまだいいんですが、野球を頑張ってる少年たちにヤジを飛ばす可能性もありますので。」

記者「それはだめですね。ちなみにお肉さんは野球は？」

お肉「まったく、です。スポーツ全般まったくです。唯一じっくり見るのは、女子の体操や、女子の競泳、女子テニスや女子のマラソン、ですかね。」

記者「あー、なるほど。神聖なスポーツを、よこしまな目でみていると？」

お肉「なかなか失礼な返しですが、その通りです。なんか、すいません。」

記者「い、いえいえ。なんなら今のコメントはカットしておきます。キャンプに戻りますが、出発されたのは金曜日でよかったですか？」

お肉「はい、金曜日の就業後です。後輩は翌日、土曜日の昼以降に到着予定でしたので、その土曜も泊まる可能性もあり『え？連泊なる！？』と思っていました。」

記者「連泊ですか。あの先輩と？」

お肉「はいｗ　ですが、僕も後輩も土曜の昼過ぎには帰りましたね。」

記者「僕も後輩も、ということは、、」

お肉「先輩は一人で連泊してました。というか、するしかなかった、が正しいですね。」

記者「と、いうのは？」

お肉「土曜日の朝、僕は帰る気満々だったので飲酒はしませんでした。一方、先輩は朝からガンガン飲んでました。僕は帰ることを伝えてたんですが、後輩をあてにしてたみたいで。でも、あてにしてた後輩は、僕達と合流した時点で『僕、今日の夜には家に帰らないとダメなんで』と。ガンガン飲んでた先輩だけ帰れなくなってしまったという事です。」

記者「先輩、ごねたりしなかったんですか？」

お肉「『えぇー！そーなん！？』とは言っていましたが、金曜日の夜に前回同様な感じになり散々でしたので、僕はもう『後輩に任せて帰ろう』と決めてましたし、最後には『俺はソロして帰る！俺の友達は琵琶湖だけや！』と意味のわからないこと言ってたんで、いいかな？と思って」

記者「それは単に、寂しいけど強がったのでは？」

お肉「たぶんねｗ　最後、僕達を見送る時の寂しそうな立ち姿には、なかなか来るものがありました。でも、反省してる！と言っていたところが全く反省できてなかったのでｗ　任せるはずの後輩が『今日帰る』と言ってきたときは、さすがの僕でも少し心が動きましたけどね。でもここは心を鬼にして！です。」

記者「金曜日の夜に反省が生かせてなかったと？」

お肉「正確には、金曜日の夜から、ですね。土曜も朝から飲んでましたから、昼前にはグダグダでした。結果、ずっと酔ってましたね。ゴミはポイポイ捨てるし、ずっとバシバシ叩いてくるし。『あー、やっぱりコイツは！』と改めて思いましたね。」

記者「それはそれは、お疲れさまでした。なんか、2人とも懲りないですねw」

なんだかんだで、新登場

記者「今回、初登場となるテントがありますね。SOOMLOOMさんのワンポールで、、」

お肉「そう！そうなんです！それでテンション維持できていた部分が大きいですね。SOOMLOOMさんのHAPI2Pを使ったんですけど、ソロだと広々していて最高でした。ただ、少し問題もありましたが。」

記者「問題、ですか？」

お肉「はい。購入してすぐに近所の公園で試し張りしたんですが、その時は地面も柔らかく気づいてなくて。メインポールが設計してる長さより長いんです。そのせいでポール立てるのに苦労しました。」

記者「amazonのレビューに書いてる方もいましたね。」

お肉「はい。あとから見ましたｗ　でも、最初にペグダウンする位置を少し内側にすれば問題なく使えるテントですし、前幕の張り方のアレンジも豊富で、楽しいテントですよ。」

記者「キャンパーのtkhsyu31さんが面白いアレンジされてましたね。」

お肉「はい。『両手を広げ全てを受け止めるHAPI兄さん張り』ですね。tkhsyu31さんのネーミングセンスは疑いますが、今度やってみます。」

記者「ネーミングはお肉さんでは？」

お肉「いえ。違います。『両手を広げ全てを受け止めるHAPI兄さん張り』は、tkhsyu31さんのネーミングです！」

記者「はぁ、そ、そーですか。」

お肉「はい！そーです！」

記者「まあ、かなり強引な押し付けって気もしますがw」

お肉「いえいえ、真実ですので。」

なんだかんだで、お肉が料理担当

記者「夜は遅くまで呑んでたんですか？」

お肉「そうですね。夜中の2時頃まで呑んでましたね。寒い上に金晩てこともあってかキャンパーさんも少なくて、夜中まで話してても迷惑かからなそうで。まあ、先輩が9割話してましたけどね。」

記者「晩御飯のメニューは？」

お肉「今回は僕がメインで食材を買っていくことになってたんで、肉と魚と野菜、を買いました。豚肉と野菜でちゃんこ鍋をして、アテに刺し身ですね。翌日の朝はホットサンド予定でしたが、ホットサンドメーカーを忘れて。」

記者「ホットサンドメーカーを忘れるのは恒例ですねｗ」

お肉「ですねｗ　恒例すぎて今では必要なものなのかもわからなくなってきました。でも、忘れたものは仕方ないので、フライパンで食材とパンを焼く、要は鉄板トーストですね。土曜の朝はそのトーストを食べ、昼にステーキでした。炊飯もしましたね。底のご飯が硬かったですけど。なんでかな？焦げてはないんですけど、底のご飯だけいつも固いんです。」

記者「給水時間の関係では？」

お肉「キャンパーの小鳥さんとも話してて、給水を1時間近くしたんですが、それでも少し硬かったんで。でも、まあまあ改善はされてましたし、今度はも少し長めにしてみます。」

記者「そうですか。また報告おねがいしますね。」

お肉「いつも料理は僕なんで、色々試していきます。」

なんだかんだで、寄り道

記者「帰りは後輩の方と一緒に？」

お肉「後輩は昼過ぎ合流予定だったんですが、昼前に合流できたんで、ステーキだけ食べて昼過ぎに帰ろうと。テントも持っていない子なんで、僕のテントの撤収を手伝わせて、昼過ぎに一緒に出ました。」

記者「そのまま帰宅ですか？」

お肉「車は別でしたが、大阪まで一緒に帰りました。帰りに『守山湯元 水旬』でお風呂に入り、水春のある『ピエリ守山』の中のロゴスのお店をウロウロしてました。あやうく囲炉裏テーブル買いそうになりましたがｗ」

記者「囲炉裏テーブルいいですよね。」

お肉「ほしいんです。でも、今後ソロが多くなることを考えると、今のギア達で十分なんで。嫁も怖いし、しばらくはギア買えませんねｗ」

記者「我慢したロゴスから大阪まで帰られたということですね。」

お肉「いや、寄り道しましたね。ロゴスでかなり時間を使ったんで、大阪に着いたときは夕刻でした。後輩がなぜか『コストコ行ってみたいっす！』というので、京都にあるコストコにも寄りましたね。僕も怒られない系のものを色々買ってしまって散財してしまいました。で、お店を出たら夜になってたんで、帰り道にあるラーメン屋で晩御飯を食べて、家に着いたのは夜の10時頃でした。」

記者「後輩さんは満足されていましたか？」

お肉「スッと帰れたことに喜んでましたｗ　長くなるのを予想してたみたいで。キャンプ自体には興味津々でロゴスのお店でもあれやこれや質問してきてましたし、テントも買おうか悩んでるようでした。」

記者「キャンパーとして目覚めてほしいですね。」

お肉「ま、大切に育てたいですね。大切に育てて、沼に突き落としたいと思ってます。」

なんだかんだで、キャンプとは

記者「では、お肉さん、今回のキャンプの感想は？」

お肉「お酒を飲む人の反省ほど疑わしきものはない。ですね。テントはかなり良かったです。インナーテントの中も広いので、今度は息子と使ってみたいです。あと、写真がそんなに撮れなかったことは反省してますね。初テントなのに。も少し皆さんに見てもらいたかったんですが、うるさいのが居ましたからね。」

記者「先輩ですね。写真が嫌いなんですか？」

お肉「嫌いというより『写真どーすんの？投稿してるん？みんなに見てもらうん？好きやなー！最近、みんなそうやな。俺は面倒で無理やわ。流行りとか関係ないしな。』とか、なんかイラっとしてくること言うんで。」

記者「たしかに少しイラっとしますねｗ」

お肉「あと『俺は椅子なんてなんでもいいねん。飲むのも紙コップでいいねん。お肉ちゃん、色々こだわってるな！テントなんか寝れたらいいやん。そんな苦労せな寝れんの？ペグとか刺さってたらなんでもいいんやろ？俺はワイルドな男やから細かいこと気にせんねん。お肉ちゃんはこだわるなー。すごいな。』とか言うてきます。確かに一理あるかも、ですが『こだわりのないワイルドな男』に結果こだわってしまってて、ホットコーヒを紙コップで『あつい、あつい！』言うて飲んでるのも『なんかなぁー？』って感じです。いい物や便利な物があるなら、それを使うほうがいいんちゃうかな？って思いますけどね。」

記者「人それぞれのスタイルですね。」

お肉「ですね。先輩にはこれからも『こだわらない男』に、こだわってもらってればいいと思います。でも、焚き火は好きみたいで、焚き火台だけは素直に『それ、欲しい！』て言うてましたけどねｗ」

記者「では、突然ですが、お肉さんにとっての焚き火とはなんでしょうか？」

お肉「そうですね。木材に火をつけて料理をしたり暖をとったりする。ですかね。」

記者「あー、、、そうですか。も少し違うのが欲しかったんですけど。で、では、お肉さんにとってキャンプとは？」

お肉「キャンプですか。んー。そうですね。僕にとってのキャンプは『テントや即席の小屋状構造物を用いて野外で一時的な生活をすること』ですかね。どうですか？」

記者「あ、はい。もう大丈夫です。結構です。この度はありがとうございました。」

お肉「え？なんか違いました？キャンプとは、、、えーと、キャンプとは、、。キャンプ、、、。」

記者「結構です。ありがとうございました。」

なんだかんだで、まとめ

今回はインタビュー形式にしました。

娘が来年の春に小学校を卒業するんですが、その卒業文集で、皆が「六年間の思い出」や「楽しかったこと」を書いてる中、『○○（名前）独占インタビュー』というのを書いているのを見て、丸パクりました。

結果、いつもより大変でした。

ま、読むのも大変やと思いますので、最後まで読んでくださった方が居たとしたしたら「お疲れさまでした」と、声をかけさせて頂きたいと思います。

キャンプに関しては、反省していたにも関わらず、以前よりパワーアップしていた先輩と、今後どう向き合っていくのかを考えさせられるキャンプになりました。

ま、基本いい人なんで嫌いではないんですがw

あと、文中に登場していただいた、tkhsyu31さん、小鳥さん。
勝手に登場させました。ありがとうございました。

これが今年のラストキャンプにならないように、寒さに耐え頑張ってラスト行きたいと思います。

重ね重ね、最後まで読んでくださった方、ありがとうございました。