滋賀で仕事なら･･･

金曜日、滋賀で仕事。
終わるの夜。

なら行きます！
久しぶりの湖岸緑地！

向かう道中に食材GETを考えてたけど、なんやろか。店がない。
もっと違うルート通ればよかったと後悔しながらも、支那2に到着。

とりあえず設営することに。
運動会シーズンだからかな？
あんまり人居ないな。

と思ってたら、焚き火の周りで見たこともないステップで踊っている愉快な人を発見。

これは楽しい人に違いない！
という事で、隣に設営することに。

まさかの、きゃんぱーい！

設営が終わり、やっとビールが飲める！
とクーラーからビールを取り出したら、焚き火の周りで奇っ怪なステップ踏んでたダンスマン（勝手に名付けた）が
『キャンパイしましょ！』
と、声を掛けてくれた！

おぉ！すごいぞ！この人！
なかなかやるな！
と思いながら、キャンパーみな兄弟！


『キャンパーイ！』


チェアも移動させて、ダンスマンの焚き火で
『今日、食材ゼロキャンプなんです！』
と話しながらビールを飲んでいたら

『これ、どうぞ！』
と、、、

『サーモンイクラばばばん！』
を出してくれた！

マジで！？
いいのか！？

と思いながらも、空腹には勝てず
『頂きます！』

これがまた、めちゃくちゃ美味しかった！

サーモン美味い！
いくら美味い！
野菜も食べれる！

食材ゼロで餓死することすら想定してのキャンプだったが、やはりダンスマンの隣に設営して良かったと心底思った。

漫画のやつやん！

サーモンイクラばばばん！に舌鼓を打ちながら、色々とはなしていると、

『次はこれ焼くんで！』

と、漫画の骨付き肉を出してきた。

え、これ、いいの？食べて？

そんな困惑してる僕をニヤニヤ見ながら、わさびたっぷり塗りたくり、フライパンにどーん！

ダンスマンさん、琵琶湖さん。
さ、最高です！

焼いたわさびの甘さ！
肉の脂の上品さ！

お互いに
『どうぞ！どうぞ！』
と、口の中でダチョウ倶楽部さながらの譲り合いをしていた。

もう、満足すぎる！
やっぱキャンプ好きな人に悪い人はいない！

と、感動していると出してきたのは

え、ヤバいやつ？？

いかにも怪しそうなこれ。

ハッピーマジック。

商品アピールよりも変な親父を全面に売り出すスタイル。

1口食べれば意味不明にハッピーになるのだろうか？

これはもしや、あんな葉っぱや、過去に流行ったアノ茸とか入ってるのかも！？

訝しげな顔で親父の絵を凝視してる僕に
『それかけて食べてみて』
というダンスマン。

食材ゼロの僕にここまでしてくれるダンスマン。
不安いっぱいやけど断るのもどーかと思って、
えぇーい！ままよ！
とかけてみた。

インドの綺麗なお嬢さんが、僕の目を見ながら艶めかしく踊っている。

っんま！
なにこれ！うんまっ！
確かにハッピー！
インドの国を丸ごとすり潰して、容器の中にギュッ！と詰めたような感じ！

あかん、子供の時の楽しい思い出ひとつ消えてしまうぐらい美味い･･･。

空を仰いで美味しがってる僕に
『ふふふ。まだまだこれからですよ』
と、ダンスマンが取り出したのは

姐さん、事件です！

シャトーブリアン！！

しやぁーとぉーーぶぅりあぁん！！

恥ずかしながらお初にお目にかかりました！

これはこれはどうも！
以前より話には伺ってましたが、こんな所で出会うとは！

シャトーブリアンをフライパンにどーん！てするダンスマン。

シャトーブリアンがフライパンで奏でるオーケストラを耳に、酒を飲む。

にしても、なぜここまでしてくれるんやろ？日頃の行いかな？
いい事しかしてないもんな、俺。

とか考えていると

『どんどん食べてください。趣味なんでw』

なら返す言葉はひとつ

『しゃーないな！趣味に付き合ってあげよ！』

遠慮と言う言葉は消えてなくなった。

焼きあがったシャトーブリアンを1口。
肉の繊維が口の中で解けていく･･･。

『これ、乗せて食べてみてください』

取り出したのは山わさび。

シャトーブリアンに山わさびを乗せてパクリ。

またしてもダチョウ倶楽部ばりの
『どうぞ！どうぞ！』が口の中で始まった！

更に追い討ちをかけるようにハッピーマジックを。

インドの国の見知らぬ美女に
『あぁーん💕』
てされてる！

おれ、シャトーブリアンに恋した。

今宵も酔いて･･･ジンギスカーン

『そろそろコレでしょ？』

ダンスマンが飯盒で日本酒を温めてる。

もう、全て別次元の出来事のよう。

食材ゼロやのにフライパンだけ持ってきてる俺に
『それ、借りていいですか？』
ダンスマンはジンギスカンを焼き始めた。

肉、めちゃ柔らかい！
ここでもハッピーマジック！

熱燗をチビリ、チビリとやりながらジンギスカンを食す。

皆に食べさせたい！
全人類に食べさせたい！
でも、ごめん。
これは俺の！

美味すぎる。幸せすぎる。
どんどん思考能力がなくなってく。

ユニフレームの鍋が出てきた。

木蓋が付いてて厚みもあり、フォルムも素敵。

『これ、初めてコメントくれた時の鍋ですよ』

あー、そう言えば、昔CAMPiiiで見たことあるなぁ･･･。

と、ぼんやり考えてた。
いや、料理と酒でぼんやりとしか考えられなかった。

その鍋にキノコ類をドーン！して、細粒の丼の素と水を入れ、火にかけてる。

あぁー、やっぱいいなぁー、あの鍋。
木蓋もいい感じやなぁー。

思考能力2%で眺めてたら･･･

『ユニフレームと茸のまぐわい、です』

もう、なんの躊躇もなく箸を伸ばす。


はぁーーーん💕
まぐわってます！

口の中で色んなキノコがまぐわってます！

おっきいのとか、ちっこいのとか、口の中でシコシコしてます！

ダンスマンダウン🕺

もう、脳みそトロトロになって、身も心も琵琶湖の水に溶けてしまいそうになりながら、色々と話し込んだ。

朝4時。

ダンスマンダウン。

ファイヤーダンスとファイヤークッキングで疲れたのだろう。

寒いけど、そっとしとこ。

ダンスマンの酒を勝手に飲みながら、琵琶湖を眺めつつ熱燗をチビチビする。

朝6時。

酒もなくなった。
薪もなくなった。
ダンスマン寝た。

ゴチになったので、少しだけ片付けして、就寝。

朝なのです！

朝8時に起きる。

ダンスマン、チェアに座って琵琶湖を眺めながら
『昨日、すいません。寝てしまいました』
あれだけ振舞ってくれたのに謝られるとこちらも困ってしまう。

朝ごはんは、ダンスマンが天下一品のカップラーメンを
『あんま美味しくない･･･』
と言いながら食べていた。

俺の分は･･･、と思ったけど、そこまで人生甘くはなかった。

何気にチェアに座ったら、火吹き棒が置いてあった。

ケツ圧でポッキリ。

日頃の行いが良いとか言うてたけど、なんて不始末。

人生そんなに甘くはなかった。。。

ダンスマンとの別れの時

甘くても辛くても人生楽しんだもん勝ち！
よし！帰りにマクドに行こ！

と思い、撤収。

ダンスマンも撤収。


お互いにぶっ刺したままのペグTを忘れてないか確認して･･･


駐車場で改めてお礼を言う。

『ホンマに色々とご馳走なりました！食材ゼロの僕を助けてくれてありがと！』

というと

『いえいえ！またやりましょ！お肉さん！ハッピーマジック買っときます』


そして硬い握手を交わして、
湖岸緑地を後にした。



マクドは帰りに通る。

何を食べようか車の中で考えていると





･･･え？お肉さん？？




あの料理の腕前。
あの気さくな性格。
あの優しい微笑み。


野飯さんやん！！
の、野飯さんやんかい！！


ということで、
野飯さんとのソログルを胸いっぱい、腹いっぱい、楽しみました！

まとめ

ダンスマン、野飯さんでしたね！
ビックリですね！

というか、野飯さんとは事前にLINEで連絡を取り合っておりました。

ドラマテックになるよう、少しだけ脚色したことをお許しください。


あと、野飯さんのアイコンのコレ。

野飯さん直筆らしいです！
凄いよね！

ウサギに見えてたのは僕だけなのか？？



では、また。